新着記事のお知らせ>>【New!!】2024.9.9│「こういう雰囲気の講座、好きだなぁ」

【本紹介】人生の中に薬膳がある。

■もがき日記&もがき文庫■

今回は、最近会話をしていて感じたことがあるので書いていこうかと思います。

薬膳に対する価値観の変化、私が薬膳を教えている中で大事にしていること、
これからしていきたいこと…などをつらつらと。最後に、本日のおすすめの一冊も
ご紹介していますので要チェックです♡


もがき日記も引き続き書いていきますが、日々の気づきもHPに書くチャレンジをしよう!
と思ったのではじめてみることにしました。(ちっちゃいチャレンジ大事よね笑)


と、いうことで、お好きな飲み物片手にごゆるりとエッセイにお付き合い頂けたら嬉しいです🌷

薬膳薬膳!と力み過ぎていた日々からの変化

以前の私は「薬膳!薬膳!」と鼻息を荒くして薬膳中心の生活をしていた感じがあります。

それは、仕事としていたからそうなるのは当然だし、薬膳を知って欲しかったのもあるし、
単純におもしろいから、好きだから役立つ情報をお届けしたいという理由からだったと思います。

だから薬膳にまつまることを中心に発信もしていたし、すべて薬膳につながるように
投稿をしようと意識していました。




でも、最近その気持ちにちょっと変化が起きたなと自分で感じました。

「あ、薬膳は私の中で人生の一部になったんだなぁ」

ある日、ふとこんな言葉が自分の中から出てきて。


その変化に戸惑いながらも、あぁ…なんかしっくりくるなぁと思ったんです。

キッチンの最近のお花。


薬膳が中心の生活から、薬膳が自分の暮らしの中に溶け込むって似ているようで
私の中では全然意味合いが違っていて。

なんかオーケストラみたいなそんな感じかな(笑)

オーケストラって、一人だけ目立ちすぎちゃうと違和感があるじゃないですか。
調和してこそ素晴らしい一つの音楽になるわけで。

私のここ数年間の人生は薬膳のソロ演奏?みたいなイメージで
とにかくがむしゃらにいい音を出せるように根詰めてストイックにストイックにという感じだったのですが、最近は人生という曲名の演奏を奏でるために、薬膳という楽器がそこにある感じというか^^

その他にもお料理、読書、動画鑑賞、お散歩、勉強、会話、家事、趣味…
などいろんな楽器があって人生を奏でているそんなイメージ。(例えがポエミーってぽいよ!笑)


実際、薬膳で学んだことはもう意識しなくても暮らしに根付いていて。
でも、植物を見て分かるように根付かせるためには年単位で時間がかかるもの。

それが、力まなくても当たり前になったということは私の中ですごく嬉しいことなんです。

高原のカフェでチーズケーキと深煎りのコーヒーを楽しみながら。

もがきを軽くしてくれる薬膳エッセンス

先日、薬膳レッスン中に生徒さんと会話をしていたんですが、
本当に多岐にわたって我々はお喋りをするんですね。
※現在は新規の募集はしていません


私は昔から会話を大事にしていて。
それは、普段の会話の中にその人の苦しさの原因とか思い込みや、
思考のクセがなんとなーく分かるからなんです。



私がレッスンをする時に大事にしているのが
ただのハウツーのレッスンにならないように」というものがあります。
知識を得るだけならば本でも動画でもどこでも今の時代はできる。


薬膳では心と体はつながっていると強く考える学問なので、
やはり食事だけ変えただけではなかなか変化が出ないことがあるなぁ…と
沢山の方とレッスンをしていて感じました。



だからこそ、知識だけじゃないもっと大事なものをせっかくの対面ですから
シェアしたいと思っているんです。

そのためには会話が私には必要で。

沢山の会話を交わしてその人を知り、相手も自分を知り
知った中で自分の性質を少しずつ受けいれ
もがきながらも前に進んでいく

そのもがきの過程に「薬膳」があると私は最近感じます。

地道な作業こそが最大の近道

薬膳は今の自分に合うものを取捨選択していくことを大事にしています。



体質に合わないものは食べない、変えてみる


ライフスタイルで無理しているものは辞めてみる、補ってみる


考え方で苦しくなっているものがあるなら手放す、新しい考えをアップデートする

そういう作業を薬膳ではしていきます。

その会話をしていた生徒さんから「私にはゆーみんと築き上げてきた時間があるから
しんどいことがあっても立て直せるから大丈夫!」
という言葉を貰って。

あぁ…この女性にとってもう薬膳は人生の一部であるなぁと思ったんですよね。
薬膳というとご飯のイメージだけれど、食事だけにフォーカスせず、暮らしや
自分の考え方、ライフスタイルにも目を向けて、今の自分にフィットした方法で
前に進んでいく。

その生徒さんは
地道な作業だけれど、確実に自分が良くなっていくからまさに薬膳は近道だよね!
と、いう言葉もくれました。



私は彼女が沢山もがいでいるのを知っているけれど、彼女はあきらめず自分の人生を
よりよくするために日々もがきながらも前に進んでいます。

薬膳の本質ってこういうことよねと思います。

効率的に…が好まれる世の中だけれど、私たちは生身の人間ですから。
そんないつも計画通りや効率的に体や心が動かない日だってあります。

だからこそ、どんな日々もどんな自分を受け入れながら、もがいて前に進んでいくことを大事にしている薬膳哲学がこれからの人生ますます必要になってくるのではと思っています。

これからしていきたいことと、オススメ本の紹介

そんなわけで、遠回りなように見えて確実に土台を築きあげていく薬膳エッセンス
たっぷりの学びを私なりの表現してお届けしたいなぁと最近考えています。

沢山会話をしながら、もがきを一緒にシェアして。
もがく時間こそ素晴らしい!といえる仲間を増やしたいなぁって^^

まぁ、マイペースなもんでカメさんな速度ではありますが…(笑)
見守ってくれたら嬉しいです♡


さて、今日は日々の暮らしの大事さを教えてくれた一冊のエッセイを紹介して
終わりにしようと思います。

今日紹介するのは石田ゆり子さんの「天然日和」

実は今ではエッセイ大好きな私ですが、昔は苦手でした。


だって、お役立ち情報じゃないもん!何に役立つの?って。

もう、そんな昔の私にエッセイの素晴らしさを説くと語ってあげたい。
刺激にとにかく弱いあなたには、エッセイが紬ぎだすやわらかな時間が必要なんだよって。


それに役に立つことだけが人生において大事じゃないの。そういう思い込みはナンセンスよ、過去の私(笑)


石田ゆり子さんのエッセイは「嘘がないことを」「思ったことだけを正直に書く」
を頭において書かれているようで。

読んでなるほど。

だから上辺だけじゃない言葉が紡ぎだされるのねって。なんか嘘くさくないというか。
いろんな感情を丸出しで書いてくれているから私も素直になって毎日を過ごそうと思える。

素直になるってすこやかに暮らすために欠かせないことだものね。


寝る前やちょっと疲れている時でも読めるやさしい時間が流れる本です。
ぜひ、手にとってみてくださいね。
エッセイ、いいですよ♡

では、また更新します❁


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