私は今、35歳。周りのお友達も35歳~40代の子が多いかな。
そうなってくると自然と会話にあがってくるのが「体調」のこと。
私は昔から体やメンタル弱めなので、いいんだが悪いんだかそういうのは昔から体調の変化には慣れっこなんだけれど(笑)年齢を重ねて不調を感じやすいのは今まで割と体が丈夫!という人に多いように思います。
そうなると自然と「健康」に意識が向いてくると思いますが、大人になってからの体調管理って実際難しいよなって。
今回は中医学的に見る女性のカラダの変化についてと、大人になってからの体調管理についてつらつらと書いてみようかなと思います。
7の倍数で変化する女性のカラダ
「今まで元気だったのに、30後半になってから体調が良くない…」年齢のせい、といえばそうなんですが、なぜそうなのか?と疑問に思っていたんです。
その疑問は中医学を学んでから「なるほど」と、腑に落ちました。
中医学では女性は「7」男性は「8」の倍数で体が変化すると考えます。
女性の体のピークは28歳。この時期に女性が身体が成熟しそこから35歳、42歳、49歳、56歳、63歳、70歳、77歳…と緩やかに体や見た目に変化が現れるんです。
女性は30歳後半から体調がガラッと変わったという話もよく聞きますが、この7の倍数の考えていくと納得だなぁと。
とはいえ、大人になってからの体調管理って本当に難しいですよね。
30代~40代は働き盛りで、40代後半からはより責任ある仕事を任せられるようになって
仕事量も責任も増える。
家庭ではお子さんがいらっしゃるとその年齢ごとの悩みも尽きないでしょうし、習い事の送迎だったり食事の準備だったり…家に帰ってもやることが沢山。
そんな中でどうやって自分の体調管理するのよーーーー!!!と、なるのが自然だなぁと思います。
大人になってからの体調管理のこと
でも、でも。
どんな状況でも自分のカラダを一番に大事にしてほしいと思っています。
いや、きれいごとだと言われるかもしれないし、家族を優先しないと!仕事もあるし!というのは分かります。
でも、家族のために家事をするにも仕事をするにしても、あなたの身体がないとできません。
家族も仕事も大事。それは分かりますが、家族のために動けるのも、仕事ができるのはあなたの身体があってこそだということをどんな時も忘れないでほしいのです。
とはいえ、いきなり自分を優先するって難しいですし「どうやるの?」と思いますよね。
なので、一日中365日、ずーーーっと家族や仕事を優先するという意識から「今だけは自分を優先する」という時間を持つことから始めてみてほしいのです。
やらなきゃいけない仕事があるけれど、その前に5分だけ美味しいコーヒー飲んでぼーっとしようかな。
家族のごはん作らなきゃいけないけれど…今日は冷凍も駆使してチャチャっと作って30分でも早く寝ようかな。とかね。
「忙しい」「仕事があるから」「家族がいるから」こうやって話を終わらせてしまうと、その先に行くのが難しいと思うんです。
大人になってからの体調管理は、この先をどう考えるかが大事なのかなって。
「仕事が忙しくて休む時間がない!」…けれど、週一回だけは絶対早く帰ろう!とか、働く時間を減らしてみよう!とか、ちょっと根気はいるけれど職種を変えてみようとか、今の自分の状態にあわせてその先の対策を考えることが必要になってくるのかなと思います。
そのために、今自分に必要なものを身極めて手放したり、補ったり、バランスをとったりするのが大人の体調管理に必要だと私は思ってます。
年齢にあわせて補ったり、手放したり、バランスをとる。
中医学の処方でも「瀉・補・調」という処方があります。
瀉は捨てる、補は補う、調は整えるという意味。その時々でこの人には今「瀉・補・調」の何があっているのかを身極めて対策を考えていきます。
人生もそれと同じ。
ずっとその状態でキープというのは自然ではなくて、年齢ごとにあらわれる変化に合わせて、今、自分の暮らしや食事で「瀉・補・調」どれが必要なのか考えて実践していく。
それを繰り返していくうちに「これが今、ちょうどいいな」というのが分かってきて暮らしやすくなってくるのではないかなって。色々考えて、やってみて試行錯誤する時間も大事ですよね。
年齢を重ねてくると体調が今までのようにうまくいかなかったり、悩むことも増えてくるけれど、その中で出会う人、言葉、本、場所があると思うから、悪いことばかりじゃない^^
そういうもがいた時間が味わい深い人柄をはぐぐむのかなと思います。
ぜひぜひ、これを読んだ瞬間から、家族や仕事から少し離れて今だけは自分だけの時間をつくるぞ!という意識、始めてみてくださいな。
あ!補・瀉・調のバランスも、ぜひ振り返ってみてくださいね。
最近の我が家の保護猫ころちゃん。「のんびり、まったり、するにゃー!」というとります笑
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