5年間勤めていた会社を退職した私。
今、有休消化中で時間が出来て、お仕事をしていた日々を振り返っています。
その①はこちら⇒お仕事に一区切りついて感じること~その①~
今日は、私がお仕事を続けている中で大切にしていた事を書こうかな。
送別会の日、上司にこう言われました。
「倉口はお客様がどう思うかを常に考える接客のプロだ」
こう言われて謙遜したくもなりましたが、でも私はいつもここを意識して
やっていたように思います。
後半は、後輩の指導係のようなこともしていた私ですが、
「こういう時はどうしたら良いですか?」
と聞かれた時はいつも
「〇〇さんならどう思いますか?自分がお客様の立場になって考えてみて」
と答えていました。
仕事って覚えるときに、一通りやり方を覚えるけれど
(まぁ、いわゆるマニュアルかな?ちなみに、うちはそこまで厳しいマニュアルはなかったです)
時に、新人さんでも自分で考えてお客様に対応しなきゃいけない時ってあります。
常に教えてくれる人がいて、困ったら助けてもらうって毎回難しいですしね。
だから私は「こういう場合はどうしたら?」と聞かれたら後輩の子に自分で
一度考えて貰っていました。
その上で教えるというような流れを大切にしてました。
例えば提案ひとつにしても・・・
●商品がないから「ないです」と終わらせるのか。
●商品がないけれども「探してから連絡しましょうか?」と声をかけるのか。
●こういう商品もありますよ?と新しい形で提案をするのか。
人によってここは対応が分かれるところ。
私はどれが正解か?を見つけて欲しいのではありません。
それに「接客に正解はない」と思っています。
お客様が違えば対応が違って当たり前。そこでマニュアルを作ってしまうと
お客様が求めているものからずれてしまう事もある。
自分で考えてみてって言うと「えー難しい!」と声を上げる子も多いけれど
でも「自分がお客様だったら」を考えると、自ずと気持ちがいい対応って出来ると思うんです。
あまりにもとんちんかんな答えならつっこんでしまうけれど、そんな子はいませんでした^^
皆、可愛い自慢の後輩♥
「自分で考えてみて」って投げかけるなんて、面倒くさい先輩だ!
って思うかもしれませんね(笑)
でもね「自分の頭で考える癖をつけて欲しい」
という私なりの想いもあります。
誰かに聞けばすぐ解決するけれど、一度自分の頭で考えてみないと
「まぁ聞けばいいや」
となってしまい、自分で考える機会が減ってしまいます。
誰かに頼って聞くことも大切だけれども、
一度自分で考え、調べたりしてその上で質問したり相談すると
ぐんと質問の質があがります。答える側も答えやすくなるので
気持のいいコミュニケーションもとれますね。
ただ「わかりません」と言われても何が分からないのか、
どういう答えが欲しいのかこちらも困ってしまいます。
それに、常に一度自分で考える癖をつけると、もし教える人がいなくても
「どうしよう・・先輩いない。でもお客様がこうだからこうしてあげた方が喜ぶかな?」
と考えてお客様へ対応が出来るようになります。
実際に、私の後輩は私がいなくて困っても自分で考えて
お客様へ気持ちのいい対応をしていました。
嬉しかったなぁ。
それに教える子の考えを聞くのも好きだし、逆に勉強になることもあるんですよ。
なるほど!そういう対応があるのか!!って発見があって、
私自身ももっと勉強しないとなぁ・・・と思うんです。
お仕事をするうえで ❝これは大切にしたい❞と思うことを何かひとつでも持っていると、
何か迷ったときや悩んだときに自分を支えてくれる軸になると思います。
皆さまはどんなことを大切にしてお仕事していますか?^^
さて、このシリーズもう少し続きます・・・(*^^*)
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